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【実家相続】「兄弟3人、平等に分けたはずだった─」  実家の相続、後悔の記録

【実家相続】「兄弟3人、平等に分けたはずだった─」 実家の相続、後悔の記録

2025年07月28日 19:41

「兄弟3人、平等に分けたはずだった──」

実家の相続、後悔の記録。


「3つの土地があるから、兄弟3人で1つずつ分けよう」

父が亡くなったとき、母を支えながら、私たち兄弟でそう決めました。


場所も、面積も、どれも同じような条件。

相続税評価額もほとんど変わらず、「これなら平等だね」と話し合いもスムーズにまとまりました。

私たちは、うまくやれたと思っていました。


──でも、数年後。

その“思い込み”が、大きな差になって返ってくるなんて、想像もしませんでした。


兄弟の一人は、相続した土地を早々に売却。

もう一人も、建売会社に高く売れたと報告してきました。

そして私も、必要なお金ができたので、売却を決意。


「場所も広さも似てるし、私の土地も同じくらいで売れるだろう」

──そう思っていたのに、不動産会社から返ってきた言葉は、意外なものでした。


「すみません。境界が確定していないようです。まずは測量と、隣地の方との立ち会いが必要です。」


境界が…未確定?


言葉の意味すら最初はピンときませんでした。

でも、それは想像以上に“やっかいな問題”だったのです。


測量士に依頼して調査を始めると、案の定、隣地との境界線が曖昧。

杭が抜けていて、どこまでがうちの土地か、はっきりしない。


しかも──

隣地の所有者が、非協力的でした。

「そっちはそっちで勝手にやってくれ」

「立ち会い? 忙しいからムリ」


立ち会いがなければ、確定測量はできません。

売主として買主に安心して引き渡せる「確定測量図」が出せない。

結果、買主も不安がる。

そして──


「このままでは、相場より2〜3割安くしないと売れません」


不動産会社にそう告げられました。

兄弟の中で、私の土地だけが“安くしか売れない土地”になっていたのです。


悔しかった。

あのとき、相続の前に誰かにちゃんと相談していれば──

不動産会社に査定を依頼して、土地のリスクを知っていれば、

もっと公平な形で分けることもできたかもしれない。


でも、そのときは「広さが同じなら大丈夫」としか思えなかった。

「土地には違いがある」なんて、誰も教えてくれなかったから。


相続って、「分けるとき」よりも「売るとき」のほうが、ずっとトラブルになる。

それを、私は身をもって知りました。


もし今、実家の相続でもめずに済んでいる方へ。

まだ何も問題が起きていないと感じている方へ。

「今が一番相談しやすいタイミング」です。


そして、相続する前の「不動産の査定」は、面積や場所を見るだけのものではありません。

境界の状態、再建築の可否、権利関係、買いやすさ──

プロが見れば、あなたの土地にどんなリスクが潜んでいるかがわかります。


こんな後悔、してほしくないから──

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