
【相続】相続した家を売るときに必要な書類とは?
2025年07月06日 11:05
「書類が足りなくて、またやり直しでした…」
これは、相続した家の売却を進めていた50代男性の言葉です。
お父様が亡くなったあと、ご実家をどうするか悩んだ末、「売る」という選択をされたそうです。
でも、いざ手続きを始めてみると、次から次へと“知らない書類”の名前が飛び出してくる。
「権利証は?」「登記簿謄本は?」「遺産分割協議書が必要です」
言われるたびに役所へ行き、法務局に行き、また家に戻って探して…。
「こんなに大変だとは思わなかった」
そう、何度もため息をこぼしておられました。
書類が揃っていないと、売却は進まない
相続した家を売るには、“感情の整理”も、“家の片づけ”も必要ですが、
実はそれ以上に大事なのが、書類の準備です。
そしてそれは、「ただ揃えればいい」ではなく、内容に不備があればやり直しになることも。
手続きが止まるたびに心が折れそうになる。
そんな思いをしないためにも、最初に必要なものをしっかり把握することが鍵です。
✅相続した家を売るために必要な主な書類【チェックリスト】
ここでは、売却の流れに沿って、必要な書類を簡単に整理しておきます。
① 相続登記に必要な書類(=名義変更)
• 被相続人(亡くなった方)の戸籍謄本(出生~死亡まで)
• 相続人全員の戸籍謄本と住民票
• 遺言書、または遺産分割協議書(+相続人全員の実印+印鑑証明書)
• 固定資産評価証明書
• 登記済権利証(もしくは登記識別情報)
② 売却に必要な書類(=買主へ引き渡す前)
• 登記簿謄本(法務局で取得)
• 土地・建物の図面・測量図(あれば)
• 固定資産税納税通知書・名義変更後の評価証明書
• 身分証明書/住民票(売主のもの)
• 仲介を依頼する場合は媒介契約書
「全部自分で用意しなきゃいけないの?」
そう感じる方も多いと思います。
でも、大丈夫です。
最近は、相続・登記・売却をまるごとサポートしてくれるサービスも増えてきました。
一人で抱えなくていい。整えてくれるプロがいます。
冒頭の男性も、書類で何度もつまずいたあと、相談窓口を利用したことでこう話してくれました。
「全部を一気にやらなくていい。段階を分けて説明してもらえて、気持ちまで整理できました」
相続の家は、ただの不動産ではありません。
ご家族との思い出が詰まっていて、心の整理と手続きが一緒に訪れます。
だからこそ、淡々と進めることなんてできなくて当たり前なんです。
書類がなくても大丈夫。「今の状態」から整理すればいい。
「必要書類が何も揃っていない…」
「どこから手をつけていいか分からない…」
そんな状態でも、まずはご相談ください。
今の状況に合わせて、やるべきことを順序立てて整理いたします。
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“書類の山”の中で立ち止まってしまう前に、
「いまの自分にできること」から、一緒に始めましょう。