
【離婚】共有名義になっている家は、どうしたらいい?
2025年06月29日 15:10
「離婚すれば、すべて終わると思ってた。
でも、家のことだけが、いつまでも残ったままで…」
そう話してくれたのは、30代後半の美咲さん(仮名)。
離婚はすでに成立し、子どものことも親権も話し合いで決まった。
でも、“家”の問題だけが、何ヶ月経っても前に進まない──。
実は、離婚後のトラブルで**もっとも多いのが「家の共有名義」**です。
「とりあえず共有名義で買った家」が足かせに
結婚当初、二人でローンを組んで買った新築の戸建て。
夫婦共有名義で登記し、毎月の返済も家計から出していた。
「もしものことなんて考えていなかった」
でも、現実にはその“もしも”がやってくることがあります。
離婚後も、その家をどうするか話し合えずに時間が経つと…
元配偶者が住んだまま、もう一方がローンを払う
どちらも住まずに空き家状態
売却したくても、どちらかが同意しないため売れない
──こうした“宙ぶらりん”の状態に、多くの方が悩んでいます。
共有名義の家、選択肢は大きく3つ
売却して現金化し、分ける
一番シンプルで、後々のトラブルも起きにくい方法です。
ただし、双方の同意が必要で、売却益に税金がかかる可能性も。
どちらかが住み続け、もう一方の持ち分を買い取る
この場合、名義変更と持ち分売買が必要です。
元配偶者が住み続けるケースでよく見られます。
そのまま共有名義で保有し続ける
一見「現状維持」でラクに見えても、将来の売却や相続で大きなトラブルになる可能性大です。
実際のご相談では…
元ご主人がそのまま住み続け、美咲さんが名義とローンの半分を背負ったまま。
売却しようにも、話すたびに感情的になって進まない。
「せめて私は名義を外したい。でも、それにはどうすればいいのかも分からない…」
そんな状況から始まったご相談でしたが、
不動産と法律に強い第三者が間に入り、売却のシミュレーションや
「3,000万円特別控除」「住宅ローンの残債整理」まで含めて冷静に整理。
結果として、元ご主人が家を買い取り、美咲さんの名義は抹消され、ローンからも解放されました。
「やっと、心の整理ができた気がします」
最後にそう言われたのが、何より印象に残っています。
家を「どうするか」よりも、「どう向き合うか」
離婚時の家は、ただの“資産”ではありません。
そこには、思い出も苦しみも、感情も混ざっています。
だからこそ、誰かに背中を押してもらうことが、前へ進む第一歩になるのです。
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