
【相続】相続登記しないと売却できない?
2025年06月28日 18:19
「登記なんてあとでいいと思ってました──」
母の遺した家を売ろうとした時、初めて気づいた“現実”
「売るだけだし、そんなに難しくないと思っていました」
──そう語るのは、50代の男性・田村さん(仮名)です。
数年前に母を亡くし、実家を相続した田村さん。
ご自身はすでに都内で暮らしており、実家に戻るつもりもありませんでした。
「ずっと空き家のままにしておくわけにもいかないし…」
そう考えて、不動産会社に相談し、売却の準備を進めようとしたその時。
担当者にこう言われたのです。
「まずは相続登記を済ませないと、売却手続きは進められません」
「え?名義が母のままでも売れるんじゃないの?」
田村さんは一瞬、耳を疑いました。
実家は間違いなく、自分が相続したもの。
兄弟間でもめごともなく、誰がどう見ても「自分のもの」という意識がありました。
でも、不動産の世界では、「想い」や「事実」ではなく、
「登記簿にどう書かれているか」がすべてなのです。
母名義のままでは、売却契約も所有権移転もできない──
そのことを知らなかった田村さんは、売却活動がまったく進められず、
結果として、半年以上も余分に空き家の維持費を払い続けることになってしまいました。
相続登記をしないと、何が困るのか?
実は、不動産の売却には「その不動産の登記名義人であること」が必須。
つまり、正式に相続登記をして、自分の名義にしなければ、一切の売却はできません。
しかも、2024年4月からは「相続登記の義務化」がスタート。
放置しておくと、10万円以下の過料(罰金)対象になることも。
さらに、時間が経てば経つほど…
・相続人が増えて話し合いが難航したり
・相続人の誰かが亡くなって相続関係が複雑化したり
・必要書類が失われたり…
手続きそのものが、どんどん重く、煩雑になっていきます。
売る前に、まずは“登記の壁”を乗り越えて
田村さんも、行政書士の力を借りながら相続登記を無事完了し、
その後、無事に家を売却することができました。
「もっと早く動いていれば、維持費やストレスを減らせたのに…」
そう振り返る彼の言葉には、ほんの少し悔しさがにじんでいました。
でも、今では
「母の家がちゃんと誰かの暮らしに使われていると思うと、ほっとします」と
前向きな気持ちで語ってくれます。
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