
【離婚】離婚協議書に家のことを書くべきか?
2025年06月28日 17:43
離婚協議書に“家のこと”を書くべきか──
答えは「絶対に、書いておくべき」です。
でも、そう気づいたのは、すべてが終わったあとでした。
「まさか、こんなことでまた話し合うことになるなんて…」
そうこぼしたのは、40代の女性・美咲さん(仮名)。
夫婦関係はもう完全に冷めていて、離婚することにはすんなり合意。
子どもの親権や養育費のことも、ある程度話し合っていました。
ただ、1つだけ「話が止まったこと」がありました。
それが、二人で購入した家のことです。
「とりあえず今は私が住むし、あとで考えよう」
そう言って先送りにしてしまった──それが、すべての始まりでした。
◆ 共有名義の家、そのまま放置していませんか?
結婚10年目に購入した郊外の一戸建て。
ローンは夫婦の共有名義、支払いは主に夫がしていました。
離婚後、美咲さんはその家に住み続け、元夫はアパート暮らしに。
ところが1年後、元夫から突然こんな連絡が。
「家、売ってくれない?こっちも新しい生活があるんだから」
「…え? 今さら?」
驚いた美咲さんは、「まだ住んでるし、そんな急に言われても」と抵抗。
でも、よくよく調べてみると、家は共有名義のままで、
しかも、離婚協議書にも一切その記載がなかったのです。
つまり、「家の今後」についての合意が、法的には“ない”状態だったのです。
◆ 書かなかったことで、ふたたび揉める
元夫は、「名義人なんだから自分にも売却する権利がある」と主張。
一方、美咲さんは、「子どもの学校もあるし、今すぐ出ていけない」と応戦。
結果、ふたりはふたたび感情的に衝突し、弁護士を通じての協議に。
「離婚は済んだのに、またこんなことで争うなんて…」
美咲さんの言葉には、後悔と疲労がにじんでいました。
◆ 協議書に書くべき、たった1行で未来が変わる
家についてのトラブルは、「協議書に書かなかったから」起こるものがほとんどです。
・家をどちらが取得するか
・売却するなら、時期や手続き方法はどうするか
・ローンの支払いは?名義変更は?
・住み続ける場合、何年後までにどうするか?
これらを明記しておくだけで、
あとから感情がぶつかるリスクを、大幅に減らせます。
◆ 迷ったら、「相談」が最善の一歩
家のことは、お金だけでなく“人生設計”に深く関わる問題です。
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