
【空き家】空き家売却時にやってはいけないこと
2025年06月28日 17:19
「あの時、ちゃんと相談していれば…」
──空き家を手放した女性が、最後に漏らした後悔とは?
「早く終わらせたかったんです。
もう誰も住んでいないし、固定資産税も払いたくなかったから…」
そう語ってくれたのは、都内在住の50代女性・石井さん(仮名)。
彼女が相続したのは、地方にある築40年超の実家でした。
長年、誰も住まずに空き家状態だったため、「売れるうちに」と
不動産会社に連絡し、すぐに売却の手続きを進めました。
でも、それがまさか――「落とし穴」だったとは。
売る前に確認すべき“大切なこと”を、誰も教えてくれなかった
「解体すれば売りやすいって言われたんです。だから、解体業者に頼んで、家を壊して更地にしました」
当時は、それがベストな判断だと思っていた石井さん。
しかし、売却後に届いた1通の書類に、彼女は目を疑います。
──譲渡所得に対する税金。
しかも、その額は想像よりずっと高額だったのです。
「もっと早く相談していたら、3,000万円の特別控除が使えたのに」
「解体する前にやるべきことがあったなんて、知らなかった…」
売却そのものはスムーズでしたが、「手元に残るお金」は
思っていたよりもずっと少なくなってしまったのです。
空き家売却で「やってはいけないこと」は、意外と多い
石井さんのように、“早く片付けたい”という気持ちから
「とにかく解体」「とにかく売却」と焦ってしまう方は少なくありません。
でも実は、空き家の売却にはいくつかやってはいけないNG行動があります。
たとえば…
• 解体前に必要な届出をしていない
• 耐震基準を満たせば解体しなくても済むケースを見逃している
• 相続登記が未了のまま売却を進めようとする
• 過去に住んでいた人の住民票が残ったまま
• 特例や控除の申請タイミングを間違える
これらのミスがあると、「本当は得られたはずの利益」が
失われてしまうことさえあるのです。
売るかどうかより先に、「相談すべき理由」
大切なのは、「売る」と決める前に、ちゃんと“整理”すること。
✔ いまの家の評価額は?
✔ 税金はどれくらいかかりそう?
✔ 解体するべき?そのまま売れる?
✔ 家族とどんな話し合いが必要?
ひとつひとつの情報を整理すれば、
最良の選択肢が見えてくるかもしれません。
そして、後悔のない決断ができるはずです。
今の悩みを、言葉にするだけでも大丈夫です。
空き家は、不動産であると同時に「家族の記憶」でもあります。
だからこそ、誰かに相談することに戸惑いがあるのも自然なこと。
でも、“売るかどうか”を決めるためではなく、
“悩みを整理する”ための相談なら、もっと気軽でいいはずです。
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