
【空き家】空き家を片付ける時のコツと費用感
2025年06月27日 11:36
「もう、あの家に入ることなんてないと思ってた…」
母が亡くなって数年。
実家は空き家のまま、誰も住む人がいないまま、時間だけが過ぎていました。
親戚から「早めに片付けたほうがいいよ」と言われるたびに、胸の奥がズキンと痛む。
──わかってる、でも、できなかったんです。
玄関を開けるだけで、そこに母の気配が残っているようで。
片付けるという行為が、「全部終わってしまう」ような気がして。
でも、ある日ポストに入っていた一通の通知が、私の背中を押しました。
「このまま放置していると“特定空き家”に指定され、固定資産税が6倍になることがあります。」
心がざわつきました。
もう、「いつか」では済まされない。
逃げ続けていた私も、いよいよ動くときが来たのです。
最初に直面したのは、「何から始めていいのかわからない」ということ。
遺品もたくさんあるし、家具や家電もそのまま。
しかも、築40年以上の家には、昔の生活感がそのまま残っている。
でも実際に片付けを始めてみると、いくつかのコツが見えてきました。
✅ 空き家片付けの3つのコツ
① 感情の整理と区切りをつける
まず最初に大切なのは、“片付け”を“別れ”ではなく“次に進むための準備”と考えること。
写真やアルバムは、無理に処分しなくても大丈夫。
気持ちの整理ができるまでは、手元に置いていいんです。
“全部を一気に手放す必要はない”と知ることで、ずいぶん気が楽になります。
② 「使う・売る・捨てる」に分類する
思い出の品も大切。でも、実際に「使う」ものは意外と少ない。
・まだ使える家具や家電は「リサイクル」へ
・古くて処分が必要なものは「不用品回収」へ
・金銭価値がありそうなものは「買取査定」へ
プロに依頼すれば、自分では判断できないものでも適切に仕分けしてくれます。
③ 最初から“プロに任せる”選択肢もある
自分で片付けるのが精神的にも体力的にも難しい場合は、専門の業者に依頼するのが現実的です。
【片付け費用の目安(参考)】
• 1K〜1DK:5〜10万円前後
• 2LDK〜3DK:15〜30万円前後
• 一戸建て(4LDK以上):30〜50万円前後
※物量・階段の有無・立地などで金額は大きく変動します。
「高い…」と思うかもしれませんが、自分でやる労力・時間・ストレスを考えたら、納得できる金額かもしれません。
私自身、片付けが終わったあと、なんとも言えない安堵感に包まれました。
あの家は、ただの「負担」ではなく、「感謝と記憶」をきちんと整理する場所だったんだと思います。
今、あなたの心のどこかにも、
「空き家、どうしよう…」という想いがあるのなら。
それはもう、“向き合う準備”ができているということかもしれません。
一人で背負わなくていい。
プロに任せていい。
誰かに相談していいんです。
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次の未来に進むための第一歩。
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