
【空き家】空き家管理サービスと売却、どちらが得?
2025年06月28日 11:34
「どうしていいかわからなくて…結局、手をつけずにいました」
こう打ち明けてくれたのは、60代の田村さん(仮名)。
3年前にご両親が亡くなり、地方にある実家を相続したものの、
住む予定もなく、ただ“空き家”として残されたまま──。
「思い出もあるし、売るのは忍びなくて。でも放っておくのも心配で…」
そんな思いから、月額1万円ほどの空き家管理サービスを契約。
通風・通水や郵便物の整理など、最低限の管理はしてもらっていたそうです。
けれど、月日が経つごとにふと湧き上がる疑問。
「このまま管理費だけ払って、いつまで維持するのか?」
「子どもたちにこの家を遺すのは、迷惑じゃないか?」
気持ちに整理がつかないまま、時間だけが過ぎていきました。
「管理」は、“問題の先送り”になっていないか?
空き家管理サービスはたしかに便利です。
誰も住んでいなくても、建物の老朽化を少しでも抑え、
近隣からのクレームや防犯上のリスクもある程度は減らせます。
でも──
根本的な問題は解決していないのです。
・建物は時間とともに劣化し、価値が下がっていく
・管理費用は毎月出ていく
・固定資産税や火災保険の負担も続く
・使い道がないまま、いずれ誰かが決断を迫られる
結果として、「先送りしていた分だけ損をする」ケースも少なくありません。
思い切って「売る」ことで得られるもの
田村さんも、ある日ふと気づいたと話してくれました。
「親が遺してくれた家に、私が“責任を果たす”って何だろう?って」
その答えが、「きちんと手放すこと」だったのです。
売却に踏み切った結果──
築古でも思った以上の金額で買い取ってもらえたことに驚いたそうです。
手元に残ったお金で、自分たちの老後資金に安心感が生まれ、
なにより「気がかり」がなくなったことで心が軽くなったといいます。
空き家の“最適な選択”は、人それぞれ。でも…
もちろん、すぐに売る必要はありません。
誰かが将来住む可能性がある、賃貸に出す予定がある、など事情はさまざまです。
でももし、
・維持費が負担になってきた
・空き家の存在が気がかりになっている
・子どもたちに負担を残したくない
そんな気持ちが少しでもあるなら、
「売却」という選択肢を一度、真剣に検討してみてもいいかもしれません。
「売るかどうか」ではなく、「どう向き合うか」
空き家をどうするかの答えは、ひとつではありません。
でも、“答えを出す”ことから逃げずに、向き合うことが大切です。
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