
【離婚】離婚の家、真奈美さんの場合
2025年06月27日 18:08
「一緒に住まなくなるのに、この家…どうすればいいんだろう」
離婚が決まった夜、あまりにも静まり返ったリビングで、真奈美さん(仮名・40代)はふとつぶやいたといいます。
結婚して12年。夫婦で頭金を出し合って購入したこのマンションには、たくさんの思い出が詰まっていました。
壁に貼った子どもの身長記録。誕生日ごとに撮影した家族写真。キッチンにはまだ、彼と一緒に選んだマグカップが並んでいます。
それでも、関係が終わると決めた以上、「この家をどうするか」は避けては通れない現実でした。
「売る?住み続ける?」話がまとまらなかった日々
当初は、元夫がそのまま住み続ける方向で話が進んでいました。
「ローンは俺が払うから」「名義も変えればいい」
でも、いざ銀行に相談してみると、思った以上に名義変更やローンの引き継ぎはハードルが高く、審査も厳しい。
かといって、名義は共有のまま、ローンも連帯債務のままでは、真奈美さんの将来の住宅ローンにも影響することが分かりました。
次第に、二人の話し合いは平行線に。
「どうするか決められないまま、時間ばかりが過ぎていった」と振り返ります。
そんなときに見つけたのが、買取ハウスの「匿名相談窓口」でした。
「まだ結論も出ていないし、売るかどうかも未定。それでも相談していいのかな…」と不安を感じながら、思い切ってLINEから連絡。
すると、対応してくれた担当者は、
「売ることを前提にしなくて大丈夫です。まずは状況だけでも整理しませんか?」
そう優しく声をかけてくれたのです。
自分たちの状況──住宅ローンの残債、名義、査定価格の目安──を一つひとつ冷静に説明してもらい、初めて「このまま放置したらリスクが大きい」という現実に気づいたといいます。
売却で得られたのは、「お金」だけじゃなかった
真奈美さんたち夫婦は、最終的に「家を売却する」という決断を選びました。
売却益で住宅ローンを完済し、残った金額は財産分与としてきれいに折半。
共有名義も、連帯債務も、ここで完全に解消されました。
「何より、終わった関係に“物理的な終止符”を打てたことが、気持ちのリセットにつながった」と話してくれました。
その後、真奈美さんは実家の近くに部屋を借りて新生活をスタート。
「ようやく、自分の人生を前に進められる気がした」と微笑みます。
“終わり”は、時に“始まり”にもなる
家を売ることは、誰にとっても簡単なことではありません。
特に、離婚という感情が絡む場面では、手続きやお金のことだけでなく、たくさんの「心の整理」が必要になります。
だからこそ、焦らなくていい。
でも、「今の状況を知ること」から逃げないでほしい。
買取ハウスでは、そんな方のために、無料・匿名のLINE相談を受け付けています。
「まだ迷ってる段階でも大丈夫?」
「売るかどうか決めていないけど話だけ聞きたい」
「共有名義やローンのことが分からない」
そんな声にも、寄り添います。
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“住まい”のことを整理することは、“人生”を整えることでもあります。
その一歩を、あなたらしく、進められるように。
私たちがそっと、背中を押します。