
【離婚】離婚で家を売るメリット・デメリット
2025年06月27日 15:51
「この家、どうしようか──」
離婚を決めた夜、リビングのソファに座って、ふとそんな言葉が頭をよぎりました。
子どもが小さかった頃、床に描いたクレヨンの跡。
記念日に買ったソファ。
玄関の高さで背比べした成長の印。
この家には、たくさんの思い出が詰まっています。
けれど、ふたりで買ったこの家を、
もう「ふたり」で住むことはないと決めた日から、
それは「資産」であり、「負債」であり、時に「感情のしこり」になることもあります。
離婚が決まったあとの「家の扱い」。
これは、想像以上に心と頭を悩ませるテーマです。
■「売る」決断ができなかった私たち
実際、私も元夫と何度も話し合いを重ねました。
・子どもがいるから、住み慣れた場所を変えたくない
・まだ住宅ローンが残っている
・どちらかが住み続けるなら、名義変更は?ローンは?
結局、結論が出せないまま時間だけが過ぎ、
気づけば住宅ローンの返済が滞り、督促状が届く事態に。
感情が揺れる時期だからこそ、冷静な判断は難しい。
だけど放置すればするほど、手続きもトラブルも複雑になる──。
■離婚で「家を売る」メリットとは?
思い切って売却という選択をした今だから言えることがあります。
家を売ることには、こんなメリットがありました:
✅ 財産分与が明確になる
→ 現金化すれば、折半もスムーズ。もめごとになりにくい。
✅ 新しい生活へリセットできる
→ 家を手放すことで、気持ちも前へ進める。
✅ ローン残債の清算がしやすい
→ 売却益で返済すれば、将来の信用情報にも影響しにくい。
✅ 名義問題・相手との金銭的な関係を終えられる
→ 「誰が払う/誰が住む」のストレスから解放される。
■でも、当然デメリットもある
一方で、家を売ることは決して“正解”ではありません。
🔻 売却価格がローン残債を下回ると、追加費用が発生
🔻 子どもが転校になる可能性
🔻 引っ越し費用や新生活の準備で出費がかさむ
🔻 思い出のある場所を手放すつらさ
家を売ることは、「感情」と「現実」の両方を乗り越えないといけない選択です。
■大切なのは「決断のタイミング」と「情報」
後悔したくないなら、
「今すぐ売るかどうか」よりも、
「今、正しい情報を持っているか」の方がずっと大事です。
私自身、専門家に相談してはじめて
「ローンが残っていても売却できるケースがある」
「売っても、共有名義のままでは意味がない」
ということを知りました。
不動産は、感情ではなく“仕組み”で動きます。
だからこそ、感情が絡むときこそ、誰かのサポートが必要なんです。
ひとりで悩まず、まずは相談してみてください。
いまはまだ「売るべきかどうか迷っている」段階でも、大丈夫です。
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